2008年06月22日

第4回レッスル川柳 【ファンサイト版】 「自由句」編コメント

みなさんこんばんはっ
このたび幹事をさせて頂きました第4回レッスル川柳【ファンサイト版】自由句編につきまして、各句へのコメントと共につらつら語ってみたいと思います。
果てしなく更新が遅いのはヒールサイトなので仕様なんだぜ!(便利だなコレ)

第4回レッスル川柳【ファンサイト版】自由句編コメントは続きからどうぞ〜


悪役に なれと言われて 涙した 娘も今や 猛き女王に
(グリズリー山本/水瀬さん)


第4回の自由句金賞に選ばせて頂いたのは、水瀬さんならではの叙情豊かな一篇です。
“レッスル川柳”である以上、金賞には基本的に川柳が選ばれるべきだと思いましたが、あまりにビビッと来てしまったので幹事個人の嗜好により選ばせて頂きました。

優しく家庭的な女性であるはずの山本が、何を求め、如何にして、獰猛で暴虐なヒールであるグリズリー山本となったのか?

この句には、彼女がまだ新人だった頃の郷愁から、葛藤を経た末にヒールとなり、悪戦苦闘し、長き戦いを経て、遂に王座戴冠に到るまでの濃密なドラマが凝縮されています。
句を見た途端、それらの物語が「ああ、そうなんだな」とすっと胸に沁み入りました。

そんなわけで、改めてこの“物語”を女王に推させて頂きます。
水瀬さんがたとえ嫌がっても、副賞としてこの物語をSSとして書かせて頂く所存です!
……ほ、ほんとに嫌だったら言ってくださいね……(弱ッ)

白黒を つけてパンダに してやんよ
(グリズリー“灰色熊”山本へ、匿名姉妹より/STRさん)


勝負に白黒つけてやる、「ぶん殴って目の周りにパンダな痣をつけてやる」、白とも黒ともつかない“灰色熊”を、今話題のパンダにしてやる――
なんとも鮮やかなトリプルミーニングです。

その上HIGEが個人的に大好きな村上姉妹と、ヒール希望の星であるグリ山さんの掛け合いという、極上ステーキをジュウジュウに焼いてカリッカリのニンニクと黒コショウをかけてカレーに乗せたような句がたまりません!(ヨダレをダラダラ零しつつ)

最も秀麗なヒール句として本年度「ヒール・オブ・ザ・イヤー」受賞、いやヒール句の殿堂
「ヒール・オブ・フェイム」入り間違いなしの名句ですよ!(落ち着け)

雨傘に 風船つける 梅雨支度(ノエル白石/CBTFさん)

梅雨時に向けては、いろんな準備が考えられると思います。
突然の雨に備えての置き傘や折り畳み傘、資料などを守る防水関連のグッズ、湿気を緩和する除湿機などなど。移動が二輪だったりすれば雨合羽も必須でしょう。

ですがノエルさんの準備と言えばこれですね。雨傘に風船。
なんでやねーんと思いつつも、なるほどなあとも思えるのがノエルさんたるゆえん。
“不思議少女”であるノエルさんの“想像の埒外”にある行動は、彼女なりのルールの中では何の不思議もないものなのでしょう。
こういった“しっくりくる不思議”が描かれている句や物語にはハッとさせられますね〜

我忘れ マイクアピール 尾張弁(結城千種/BANK行かなアカンねんさん)

メインイベントの後、リングを我が物顔に占拠した、村上姉妹と八島の新女反乱軍。
不意打ちで倒した選手を踏みつけながら、八島が千種にマイクで呼びかける。
「オイ結城ィ!武藤なんぞ見限ってコッチにつくなら、あたしらの仲間にしてやんよ!」
ブーイングの中、返事を寄越せとマイクを放られた千種は、
「ほんなたわけたこと、やらんに決まっとるがや!」
ハウリングを起こす音量で言い捨てるなり、マイクを投げつけて千春の額で“ごいーん”と音を鳴らし、ラリアートで千秋を吹っ飛ばし、驚く八島に伝家の宝刀バックドロップ!
大歓声とめぐちぐの絆の前に、ほうほうの体で逃げ出していくヒール軍でありましたとさ。

ポンチ絵と 思い借りれば 春画哉(草薙みこと/雪崩式ボディスラムさん)

「レイさん、このご本は何かの指南書でしょうか?」
「あーソレはね、寝技を漫画で解説した秘伝書といいますか」
「ポンチ絵で解説とは興味深いですね。ぜひ拝読させて頂きたいのですが」
「あ、そう?じゃあ貸したげるから後でじっくり読むといいよ」
「本当ですか?ありがとうございます。寝技の奥義、勉強させて頂きます」
「四十八手全部覚えて、達人になったら教えてねー」

コンビニに 故郷の湧き水 売られてた。(RIKKA/taiseiさん)

コンビニの棚に並んでいる、故郷の景色をプリントしたラベルつきのペットボトル。
その光景に忍者は何を思うんでしょうか。
込み上げるのは故郷を偲ぶ想いか、里に土足で踏み入れられた怒りか、それとも……
もしかしたら、里のみんなが元気にやっている喜びなのかもしれません。
(ミネラルウォーター『しのび水』 製造元:有限会社甲州透破)

鷹の目で 獲物を狙う? おやつ時!(つばさ&綾&真帆/オーサカさん)

「こちらホークアイ、ミッション・アルファーにうつりまーす」
「こちらあや。あやはね、イチゴがのってるケーキがいいな」
「あるふぁってなんだ?うまいのか?マホはそれがいいぞ!」
「こちらグリズリー山本。おやつは今から取り分けるので大人しく待っててくださいね」
3人まとめて首根っこをつかまれ、台所からご退場。ミッション失敗でございます。

肉まんを 2つ買っても なお遠い(U-80よりザ・USAへ/yatterzoooさん)

肉まんをナニに使うかは言わずもがなですね。
「ふふーん、どうよ?鏡っちのコスだってずり落ちないもんね!さっすが蓬○の肉まん!」
「なあなあ、この井○屋のピザまん足したら、あのUSAにだって勝てるんじゃないか?」
「さおさお冴えてるじゃ〜ん!そんじゃさっそく……よっ、底に、こう……ってあちち!」
「お、いいんじゃね?よーし、メジャーで計ってみようぜ」
「……ど、どうだっ」「……負けてら」「うおーショーック!」
「はいはい、食べ物で遊んじゃダメですよ」グリ山さんに肉まんを没収され、首根っこをつかまれて台所から退場しちゃう敗者とセコンドでありました。
(× サキュバス真鍋 with 肉まん [ 1分24秒 悪魔合体失敗 ] ザ・USAの一部 ○)

私より あの子は小柄な はずだよね……?(マスクドミスティを眺める菊池/seizannさん)

き、きっと履いてるヒールのせいですよ。あら、こんなに背が高く見えるなんて、的な?
……どう考えても「外国人なので等身が違う」だけでは説明できないレベルの“世界観の違い”が見受けられる気もしますが……(遠い目)

ミスティさんら新外国人軍団と、菊地さんはじめレッスルの誇るちびっ娘たちが並んだ試合は、絵面からしてスゴイことになりそうですね〜

ヴィーナスの 名を賭し挑む 王座戦(南利美/豆腐屋の哲さん)

タイトルマッチのゴング前、リング中央での視殺戦。
「あなた、関節のヴィーナスの名前を欲しがってると聞いたけど。欲しければ、ベルトと一緒に力づくで奪ってみせなさい」
「いや〜そんな滅相もない。“関節のヴィーナス”は南さんにお譲りしますんで、私は“関節のマーズ”ってことで……ま、ベルトはしっかりもらいますけどね」
両者の視線が絡み合う。レフェリーに分けられても、二人は視線は外さない。
“美の女神”の玉座を賭け、天使たちの熾烈な戦いが今、始まる。

高笑い してる間に 時間切れ(ビューティ市ヶ谷/Nさん)

Nさん執筆の物語“もう一度あの日のように”の名シーンですね!あれはまさしく衝撃の幕切れでした。
絶対女王マイティ祐希子からのベルト奪取を「市ヶ谷様ならやりかねない」という空気から、あのシーンに至ってなお「市ヶ谷様ならやりかねない……」と納得させる市ヶ谷様は、やはりどうにもスゴイキャラクターですねぇ。
NEW WINDに新たな風が吹く次シリーズも楽しみにしております!(前シリーズ最後の試合の記事を未だ書き続けながら)

我が侭は 素直になれない 裏返し(ビューティ市ヶ谷/新咲 柊士さん)

「今日は天気もわたくしの気分も晴れやかですし、下々の皆様を我が市ヶ谷家主催のパーティに招待してあげてもよろしくってよ。超一流のシェフの料理をお食べになれば、その貧乳もほんのちょーっぴりくらいは育つかもしれませんわねぇ。オーッホッホッホ!」
そんな回りくど〜いお誘いで、ゆっこさんの誕生日にパーティを開いたりする市ヶ谷様が思い浮かびました。……大喧嘩の末、主賓不在のパーティになりそうですけども。

この蹴りを 見切れる者は 誰も無し(斉藤彰子/こげぱんださん)

ここだ!
勝機を得た私は、最強の武器を抜き放つ。
上から下から斜めから、変幻自在の乱れ蹴り。止めの一撃は、天より飛来する踵の一閃。
飛燕と呼ばれたこの蹴りを、見切れるものならやってみろ――!

――斉藤が次に目を開けた時、そこには勝ち名乗りを受ける吉原の姿があった。
空手の歴史を革新するとまで謳われた若き俊英は、美しい女王の前に完敗を喫した。
“求道の空手家”斉藤明子が“魔術師”吉原泉を追う、長き旅の始まりの出来事である。

サバ2でも あったらいいな 交流戦(社長/シローさん)

プロレスで交流戦というと……殴り込みでしょうか(なっかよっくケンカしな)
と、思いましたが違ったようです。シローさんよりお寄せ頂いたコメントによれば、セパ両リーグの交流戦をイメージされたとのこと。
なるほど、それぞれの団体をメモカで持ち寄っての交流戦。これは面白そうですね〜
各社長の誇るエース同士の激突もあれば、ベルトを賭けての対抗戦なんて展開も。
2ではそんな「オフ会が盛り上がること請け合い!」なシステムもあると嬉しいですねぇ。

自由句が 浮かばないのが 玉に瑕(とあるボス/螢野光さん)

何も縛りがないこと、たとえば単身荒野に放り出されることは、決して自由とは言えない……という深い含蓄が……こめられている気がそこはかとなくします(アバウツ)
や〜確かに蛍野さん主催の第6回ファンサイト版レッスル川柳において、一番悩んだのは自由句でした。送る数にも制限がなかったので、気合入れるほどに「こんな句はどうだろう」と時間を掛けて……危うく締め切りすぎるとこだったっていう(駄目な例)
レッスルもぼんやりした状態で始めるより、何かテーマを決めてプレイするとより楽しかったりするものですよね!(未雇用限定プレイを始めながら)

ミミは可愛さ 上原凛々しさ 理沙子はケバさに ひと振り返り(と、元祖三人娘にサキュバス真鍋さんが言っていました/harutoさん)

入団時のお姿を見ればさもありなんと言いますか。理沙子さんの妖艶という言葉がピッタリな美女ッぷりは、15歳ですって言われたら二度見するくらい強烈ですからね〜
でもある程度の年齢を重ねれば、相応の外見になるわけですよ、ウン。
例えば20歳として、ミミさんは可愛いし、上原さんは凛々しいし、理沙子さんはケバ……
だめだー!(関節技が振りほどけなかった顔で玄関のチャイムを聞く)

  ++  ++  ++  ++  ++

拍手ありがとうございます!大変励みになっておりますっ

この記事へのコメント

1. Posted by 螢野光   2008年06月22日 23:05
こんばんわ、いやぁ〜ははは
まさにこの句のままの状況だったんですよね
ファンサイト版でお題が付くようになって、良しこのお題なら…と考えていると、さて、自由はどうしよう…
良く漫画やゲームで、自由というのは…と、色々講釈があるわけですけど、時に何でも有りってのは、一番難しくなります
『今晩何が食べたい?』に『何でも』と返されるのが一番困るという、世の母親の気持ちがわかりますね(笑)
そう言う点では、幹事って楽をさせてもらいました
2. Posted by HIGE   2008年06月23日 09:32
>蛍野光さん
あ、やっぱりまんまの意味だったんですね(笑)
ファンサイト版になるまでは自由句しかなかったわけですが、お題がない句は自分の中でしか基準が設けられないので、モチベーションが高くないと作りにくい部分はありますね。
お題があれば、そのお題から連想されるもの、逆にそれを逆手にとった変化球、はたまたお題から派生した何か……と、いろんなアイデアが出てくるので確かにやりやすいなぁ。
ファンサイト版だと世の母親よろしく、「この子(幹事)はこれが好物だからこれを入れましょう」ってできるのも面白いですね(笑)
第6回のファンサイト版川柳、イラスト化諸々楽しみにしております!
3. Posted by 豆腐屋の哲   2008年06月23日 15:31
初めまして?でしたっけ
豆腐屋の哲と申します
とてもカッコイイSS風のコメントありがとうございます
「関節のマーズ」って相手富沢ですか!!
果たして何処まで南さんに近づけたのか・・・
まあ、最後に勝つのは南さんですけどね
4. Posted by こげぱんだ   2008年06月24日 00:22
全コメントお疲れ様でした。

そしてカッコイイSSありがとうございます。
空手時代の斉藤さんとミミさん。
実に燃えるシチュエーションです。
そして二人のライバル伝説が始まる・・・
といったナレーションが入りそうな雰囲気です。

続けてヒールコメントも楽しみにしています。
5. Posted by STR   2008年06月24日 22:21
ドキッ!「姉妹」としか書いてないんだから、
ウォン姉妹や寿姉妹かも知れないのに
何故村上姉妹と!?(バレバレ)

ともあれお疲れっした! ヒールコメにも蝶期待デス!
6. Posted by バンダー雪崩式   2008年06月24日 23:26
今晩は、お邪魔します。

楽しいSS風コメント有難うございます。
その後3日ほど、みことさんは寝込んでしまいましたとさ。(おしまい)

ヒールコメントも楽しみにしています
7. Posted by haruto   2008年06月25日 00:21
逃げてー超逃げてー(棒読み)

ということで自由句全コメントお疲れさまです。
今回は、「小賢しいヒールっぷり」を作句のモットーとしています。
自分で詠んでおいて平然と人のせいにしたりとか(笑)

色々言われるけれど、理沙子さんは美人ですよ。
化粧のノリ次第で。
と、サキュバス真うわやめろなにを(キャプチュードレべル∞発動)
8. Posted by HIGE   2008年06月26日 23:10
>豆腐屋の哲さん
ようこそ辺境のインディ団体へ!コメント&ご参加ありがとうございましたっ
こちらでははじめまして〜NさんのNEW WINDの会場では逆サイドの観客席でニアミスしてましたが(笑)
関節のヴィーナスの名前を賭けるってことで、そういえば欲しがってる娘がいたなと。
弛まぬ努力という何かの間違い(?)で、南さんの前に立った富沢。
曲者っぷりならレッスル界でもトップクラスの彼女ですから、一筋縄ではいきません。
まあ勝つのは南さんですけどね!(光速タップ)

>こげぱんださん
コメント&ご参加ありがとうございましたっ
飛燕脚はいったいどんな蹴りなのか?という考察記事を拝見しました〜漠然と燕のように高速で鋭く軌道が変化する蹴り……と思ってましたが、後ろ回し蹴りからの踵落としというのはトリッキーなだけでなくメチャ見栄えがいいですねぇ。
私の中の公式設定としてインプットされました。
ミミさんとのライバルストーリーは、こげぱんださんが続きを書いてくれると思ってますっ(本気の目)
ヒール句のコメントもガガガ頑張ります……ッ(白目)

>STRさん
コメント&ご参加ありがとうございましたっ
叶姉妹や十姉妹かもしれなかったのに、愛で見破りました!(エェ……)
個人的にもう大好物を投句頂きまして……ご馳走様でした!(何のお礼)

ヒール句もガッチャメラエー!コメだけ見てればいいんだよ!(よくない)

>バンダー雪崩式さん
コメント&ご参加ありがとうございましたっ
3日も寝込むとは、しばらくの間真面目に勉強してしまったんでしょうね……
みことさん可愛すぎます(笑)気付いた時の顔が見たいなぁ(ヒドイ)
ヒール句コメントも頑張r(寝込みつつ)

>harutoさん
コメント&ご参加ありがとうございましたっ
なにをするきさまー(ころしてでもキャプチュード)

真鍋さんがって言ってましたって言ってたのは実はharutoさんだったというそんな黒幕ヒールなharutoさんに痺れる憧れるゥ!

私も理沙子さんはムッチャ美人だと思ってます。
なんというか「スゴイ美人のおねぇさん」ですよね。化粧のノリで日によっては(略)
と真鍋さんが言ってましたってharutoさんが言ってま(キャプチュードレべル∞)
9. Posted by 水瀬   2008年06月30日 12:12
今さらになっちゃいましたが(^^;、自由句金賞をいただき、ありがとうございました。自由句部門にヒール句というのは反則かなぁとドキドキしてましたが、そのルール無用っぷりを評価していただいたようで(笑)。しかもSS化までして頂けるとは……あの時思い切って送っちゃってよかったー♪

あの句は、元々はブル中野選手やアジャ・コング選手がヒールターンされた時のエピソードを元にしています。会社からヒールに転向しろと言われて号泣されたという新人時代の2人が、後にヒール・ベビーを超越した女子プロレス界のトップに成長されたというのにドラマ性を感じたというか……。

レッスルでもし同様のエピソードがあるとしたら、それはやっぱりグリさんかなぁと思い、グリさん句として作ってみました。
HIGEさんがどういう形でSS化してくださるか、正座して楽しみにしておりますね。
10. Posted by HIGE   2008年07月03日 09:33
>水瀬さん
改めまして第4回ファンサイト版レッスル川柳自由句金賞おめでとうございます!(わーわー)
ヒールサイトなのでもちろん反則上等です(笑)SSは頑張りますので、ちょっと気長に待って頂ければ……(遠くを見つめながら)

ヒールとなることで自分を生かす道を見つけ出した彼女達のエピソードは、女子プロレスにおける最もドラマチックな物語のひとつですね〜
たしかにグリさんにピッタリなエピソードです。

グリさんが生きてきた、最初から頂点までの物語を凝縮した句の素晴らしさを損なわないよう、HIGEなりの解釈で新たな物語を綴ってみたいと考えております。
ちょ、ちょっと時間がかかると思いますので足を崩してごゆるりとお待ちください(笑)

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: